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学習相談制度の概要
横浜支部の活動において、教員招請行事や学習会による「学問力」を縦軸と見れば、学習相談制度は「人間力」の横軸に当たります。両者は共に「支部員の学問の研究促進及び学力向上」を目的とするものですが、学習相談制度は、より一層、共に学ぶ者同士の「絆」や互助の精神に基づく対話を重んじるものです。
学習相談制度では、学習相談に参加する支部員を、指導的な役割を果たす先輩支部員等(学習相談員)がサポートします。そして、メール、SNS、Web会議、インスタントメッセージング、インターネット電話などを活用して、又は学習会やランチミーティング、懇親会などのオフラインの機会を用いて、相談・助言等の機会を設け、通常の学習会などではフォローしきれない個別具体的な不安や悩みの解消を目指します。
なお、学習相談制度は横浜支部の規約の下で運営されるプログラムであるため、不正行為、守秘義務違反など、規約で禁止されている行為等は当然に禁止となります。また、学習相談員は相談・助言等を行いますが、実際に思考して行動を起こすのは、学習相談に参加する支部員、本人です。学習相談員及び横浜支部は、明示的にも黙示的にも一切の保証を行わず、一切の責任を負いません。学習相談制度へのご参加は自己責任にてお願いいたします。
学習相談員とは
学習相談員は、学習相談に参加する支部員から「顧問」として信頼される存在でなければなりません。このため、以下のような要件を設定しています。
- 中央大学法学部通信教育課程の基本的な制度等を把握していること。
- 学習相談員としての任務に対する自覚及び適正な倫理観を有すること。
- 横浜支部の学習会を8回以上経験していること。
- 現役通教生又は卒業生である場合は、学習相談制度を担当する理事が定める成績基準を満たすこと。
横浜支部は社会人中心の学生会支部であり、学習相談に参加する支部員の層も多種多様です。社会人として様々な立場を有する支部員に敬意を表しつつも、正確かつ最新の情報に基づき、対等な立場で真摯に向き合える、通教生本位の人材のみを学習相談員として選任しています。
困ったときにすぐに聞ける
学習相談に参加する支部員の最大のメリットは、困ったときにすぐに学習相談員へ質問・相談できることです。事務室へ問い合わせる程でもない軽微な不安や、誰に聞くべきか判断に悩む学習上の不明点などを、いつでも質問・相談することができます。学習相談に参加する支部員が抱える不安・不明点の多くは、過去に学習相談員も経験したものです。同じ横浜支部のメンバー同士、気兼ねは不要です。的確な助言が期待できます。
担当学習相談員個人の手に余る質問・相談でも大丈夫です。学習相談員は、学習相談員同士で連携し、過去のナレッジも共有しているため、他の学習相談員が把握する内容であれば回答は得られます。また、横浜支部は、全国最大の学生会支部としてスケールメリットを活かして多くの科目の学習会を開講しており、各科目をご専門とする先生方のお世話になっています。斯かる有識者のバックアップも、必要に応じて期待することができます。
学習相談に参加するには
横浜支部の学習相談制度は、横浜支部の支部員のためのプログラムです。従って、学習相談に参加するには支部員であることが必須となります。また、学習相談制度の趣旨を理解し、至誠一貫正々堂々、自主的・自立的に学習を進めていく意思を有することが何よりも重要です。
なお、支部員であること以外の制限はありません。横浜支部の学習相談制度は、学生会支部として学習相談に参加する支部員個人による学習スタイルの「選択」の自由を最大限に尊重しつつ、より良い方向へ進むための緩やかな働きかけ(ナッジ)を行うものです。特定の方式を押し付けるような、パターナリズム的なものではありません。従って、既に独自の学習スタイルを確立している支部員であっても、自信をもって歓迎することができます。共に学びましょう!
学習相談に参加する支部員(指導される側)は、横浜支部の支部員となること以外、特に事前の手続きは不要です。まずは、以下のメールアドレス宛に、学籍番号、お名前、所属する学生会支部(横浜支部との提携の有無にかかわらずすべて)を明記の上、横浜支部の学習相談に参加したい旨と、初回の相談内容(書き難い場合は概要でも結構です。)をご連絡ください。横浜支部にて確認後、学習相談員の割り当ての可否を含め、返信を差し上げます。
なお、学習相談員は、確実な相談、助言及び支援を行えるようにするため、必要に応じて、お仕事の状況(休暇の取りやすさなど)や、学習の目的・方針、現在の学習状況などを伺う場合があります。学習相談員には厳格な守秘義務が課せられていますので、その際は、ご協力ください。また、他のメンバーをも交えた効率的なアドバイスを行うため、学習会やランチミーティング、懇親会などへの参加をお勧めする場合があります。その際は、可能な範囲にてご協力ください。
学習相談員になるには
学習相談員(指導する側)は、学習相談制度を担当する理事が選任することとされています。規約上、明文で規定されているものの他、内規による細かな選任要件や遵守事項等が存在しますので、学習相談員になりたいという方は、学習相談制度を担当する理事又は横浜支部までご相談ください。
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