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中央大学通信教育部学生会横浜支部  
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令和5年度（2023年度）の学習会

　原則として毎月1回（ツキイチ）の会場参加・オンライン参加を選べるハイフレックス型の学習会と、それ以外のオンライン学習会。計42回（累計126時間）を開講し、延べ参加者数は1,598名、各回平均参加者数は約38.05名となりました。

　令和5年度（2023年度）の学習会の開講実績は以下の通りです。

第500回学習会
科目 労働法（集団的労働法） 「基礎から学ぶ労働法入門 ～憲法との関係を中心に～」
講師 河合塁先生（岐阜大学地域科学部教授・中央大学法学部兼任講師）
日時 令和5年4月1日(土)　09:30 ～ 12:40 方式 オンライン学習会
場所 オンライン（Zoom）
紹介 労働法入門として、憲法との関係を中心（切り口）に、学説・判例を交えつつ、初学者にもわかりやすくご講義いただきました。必要に応じて「労働法（個別的労働法）」の論点も取り上げていただきました。

第501回学習会
科目 民法３（債権総論） 「基礎から学ぶ債権法入門 ～債務不履行を中心に～」
講師 宮坂友造先生（中央大学インストラクター）
日時 令和5年4月8日(土)　09:30 ～ 12:40 方式 オンライン学習会
場所 オンライン（Zoom）
紹介 債務不履行と債権の効力、現実的履行の強制（強制履行）、損害賠償などについて、学説・判例を交えつつ、わかりやすくご講義いただきました。必要に応じて、前提事項、関連事項などもご紹介いただきました。

第502回学習会
科目 民法１（総則） 「現役インストラクターによる民法学習ガイダンス」
「基礎から学ぶ民法総則入門 ～法律行為の無効・取消し～」
講師 宮坂友造先生（中央大学インストラクター）
日時 令和5年4月8日(土)　14:30 ～ 17:40 方式 オンライン学習会
場所 オンライン（Zoom）
紹介 前半は、日頃から中大通教の民法科目のレポートを採点されている宮坂先生による学習ガイダンスを行いました。中大通教の民法系科目の説明のほか、民法のレポートを作成するうえで注意するべき点、守るべき点、およびダメなレポート等に関する経験談などを、差し支えない範囲にて取り上げていただき、これから民法に取り組む在学生へのアドバイスをしていただきました。
後半は、法律行為の無効・取消しについて、学説・判例を交えつつ、わかりやすくご講義いただきました。法律行為とは何か、無効の意義・効果・追認、取消しの意義・効果・追認などを取り上げていただきました。終了後は、当支部独自の学習ガイダンスを開催しました。

第503回学習会
科目 民事訴訟法 「基礎から学ぶ民事訴訟法入門 ～多数当事者訴訟を中心に～」
講師 清水宏先生（東洋大学法学部教授）
日時 令和5年4月22日(土)　09:30 ～ 12:40 方式 ハイフレックス型：オンライン学習会としても参加可能
場所 オンライン（Zoom）＋かながわ県民センター1501会議室（横浜駅西口徒歩5分）
紹介 多数当事者訴訟について、二当事者対立構造との違い、判決効の主観的拡張、共同訴訟・訴訟参加・訴訟承継等の観点から、学説・判例、裁判所における訴訟指揮や運用を交えつつ、わかりやすくご講義いただきました。

第504回学習会
科目 刑法各論 「基礎から学ぶ刑法各論入門 ～いわゆる「胎児性傷害」を中心に～」
講師 秋山紘範先生（大東文化大学法学部講師・中央大学インストラクター）
日時 令和5年4月29日(土)　09:30 ～ 12:40 方式 オンライン学習会
場所 オンライン（Zoom）
紹介 いわゆる「胎児性傷害」を中心に、刑法における人の概念（始期・終期を含みます。）について、判例・学説を交えつつ、わかりやすくご講義いただきました。必要に応じて、前提事項、関連事項などをご紹介いただきました。

第505回学習会
科目 刑法総論 「現役インストラクターによる刑法学習ガイダンス」
「基礎から学ぶ刑法総論入門 ～正当防衛を中心に～」
講師 秋山紘範先生（大東文化大学法学部講師・中央大学インストラクター）
日時 令和5年4月29日(土)　14:30 ～ 17:40 方式 オンライン学習会
場所 オンライン（Zoom）
紹介 前半は、日頃から中大通教の刑法科目のレポートを採点されている秋山先生による学習ガイダンスを行いました。中大通教の刑法系科目の説明のほか、刑法のレポートを作成するうえで注意するべき点、守るべき点、およびダメなレポート等に関する経験談などを、差し支えない範囲にて取り上げていただき、これから刑法に取り組む在学生へのアドバイスをしていただきました。
後半は、正当防衛について、違法性阻却の根拠、法的性格、成立要件などをご説明いただいたうえで、正当防衛又は過剰防衛が成立するケース・しないケースについて、学説・判例を交えつつ、時間の許す範囲内で、わかりやすくご講義いただきました。必要に応じて、前提事項、関連事項などをご紹介いただきました。終了後は、当支部独自の学習ガイダンスを開催しました。

第506回学習会
科目 法学入門 「基礎から学ぶ法学入門 ～法の適用を中心に～」
講師 森保憲先生（桐蔭横浜大学法学部教授）
日時 令和5年5月3日(祝)　09:30 ～ 12:40 方式 オンライン学習会
場所 オンライン（Zoom）
紹介 そもそも「法を学ぶ」とはどのようなことか、「法学入門」とはどのような科目か、「法学入門」を学ぶにはどのような知識が必要か、「法学入門」を学ぶとどのような効果が得られるか、等について概要をご説明いただいた後、法の適用について、学説・具体例（判例）を交えつつ、わかりやすくご講義いただきました。必要に応じて、日本における戦前と戦後での法の適用についての異同、法の適用についての日本と諸外国（例えばドイツ・米国等）の異同などについてもご説明いただきました。

第507回学習会
科目 憲法 「基礎から学ぶ憲法 ～自由権を中心に～」
講師 森保憲先生（桐蔭横浜大学法学部教授）
日時 令和5年5月3日(祝)　14:30 ～ 17:40 方式 オンライン学習会
場所 オンライン（Zoom）
紹介 日本国憲法が定める、人の「自由」及び「権利」について、学説・判例を交えつつ、わかりやすくご講義いただきました。生命・自由および幸福追及の権利（13条）、精神的自由（19条～21条）、人身の自由（18条・31条～39条）、経済生活の自由（22条・他）その他を取り上げていただきました。ある自由と別の自由の衝突、自由を制限することの妥当性についてご説明いただきました。終了後は、当支部独自の学習ガイダンスを開催しました。

第508回学習会
科目 知的財産法 「基礎から学ぶ知的財産法入門 ～著作権法・意匠法を中心に～」
講師 佐藤恵太先生（中央大学法科大学院教授）
日時 令和5年5月6日(土)　09:30 ～ 12:40 方式 オンライン学習会
場所 オンライン（Zoom）
紹介 著作権法・意匠法を中心に、知的財産法体系の全体像も踏まえつつ、その入門として、わかりやすくご講義いただきました。

第509回学習会
科目 民法２（物権） 「基礎から学ぶ物権法入門 ～所有権を中心に～」
講師 清水宏先生（東洋大学法学部教授）
日時 令和5年5月13日(土)　09:30 ～ 12:40 方式 オンライン学習会
場所 オンライン（Zoom）
紹介 所有権を中心に、学説・判例を交えつつ、わかりやすくご講義いただきました。「物」とは何か？などからスタートし、所有権の内容（相隣関係を含みます。）、共同所有関係、占有権（所有意思・占有意思の差異を含みます。）などを取り上げていただきました。必要に応じて、前提事項、関連事項などもご紹介いただきました。

第510回学習会
科目 刑事政策 「現役インストラクターによる刑事政策学習ガイダンス」
「基礎から学ぶ刑事政策入門 ～薬物犯罪の現状と対策を中心に～」
講師 吉田緑先生（中央大学インストラクター）
日時 令和5年5月28日(日)　09:30 ～ 12:40 方式 オンライン学習会
場所 オンライン（Zoom）
紹介 学習ガイダンスでは、題意の読み取り方を含め、レポートを作成するうえで注意するべき点、守るべき点、ダメなレポートに関する経験談などを差し支えない範囲にて取り上げていただき、これから取り組む在学生へのアドバイスを行いました。
学習ガイダンスの後は、主に違法薬物の自己使用又は自己使用目的の所持をした人に焦点をあて、わが国の薬物犯罪の現状と対策についてご講義いただきました。敢えて薬物犯罪のみを取り上げ、犯罪白書及びデータを見る方法（暗数の説明を含む、少年との相違点）、薬物犯罪の特徴、薬物犯罪の対策（刑事司法手続きの流れ、施設内処遇及び社会内処遇について、民間との協力など、基本的な説明を含みます。）など、基礎的な内容を中心に取り上げていただきました。

第511回学習会
科目 民事執行・保全法 「基礎から学ぶ民事執行法 ～強制執行の組立てを中心に～」
講師 清水宏先生（東洋大学法学部教授）
日時 令和5年6月4日(日)　09:30 ～ 12:40 方式 オンライン学習会
場所 オンライン（Zoom）
紹介 強制執行手続について、債務名義・執行文にフォーカスし、関連する論点を取り上げていただきました。

第512回学習会
科目 倒産処理法 「基礎から学ぶ破産法 ～相殺権者ら利害関係人が行使できる権利を中心に～」
講師 清水宏先生（東洋大学法学部教授）
日時 令和5年6月4日(日)　14:30 ～ 17:40 方式 オンライン学習会
場所 オンライン（Zoom）
紹介 相殺権を行使する者など、様々な利害関係人が行使できる権利を中心に、わかりやすくご講義いただきました。

第513回学習会
科目 犯罪学 「現役インストラクターによる犯罪学学習ガイダンス」
「基礎から学ぶ犯罪学入門 ～犯罪とは何か？ 犯罪学の展開を中心に～」
講師 吉田緑先生（中央大学インストラクター）
日時 令和5年6月11日(日)　09:30 ～ 12:40 方式 オンライン学習会
場所 オンライン（Zoom）
紹介 学習ガイダンスでは、科目としての「犯罪学」について、「刑事政策」との違いを含めご説明いただいたうえで、レポートを作成するうえで注意するべき点、守るべき点、ダメなレポートに関する経験談などを差し支えない範囲にて取り上げていただき、これから取り組む在学生へのアドバイスを行いました。
後半（学習ガイダンス後）は、人はなぜ「犯罪」をするのか？しないのか？そもそも「犯罪」とは何か？　コントロール理論、ラベリング理論などの犯罪学理論に触れつつ「犯罪」とは何かについて検討しました。

第514回学習会
科目 商法（会社法） 「基礎から学ぶ会社法 ～様々な会社形態とその設立を中心に～」
講師 開山憲一先生（弁護士・中央大学信窓会元会長・元名古屋高等検察庁検事・元法務総合研究所教官）
日時 令和5年6月17日(土)　09:30 ～ 12:40 方式 ハイフレックス型：オンライン学習会としても参加可能
場所 オンライン（Zoom）＋かながわ県民センター1501会議室（横浜駅西口徒歩5分）
紹介 会社法が定める会社（株式会社・合名会社・合資会社・合同会社）について概要をご説明いただいたうえで、会社の設立、社員の責任、会社の代表などの観点でそれらの間にどのような異同があり、また、その理由は何なのか、ご講義いただきました。

第515回学習会
科目 労働法（個別的労働法） 「基礎から学ぶ個別的労働法 ～労働契約の成立と展開・雇用形態を中心に～」
講師 帆足まゆみ先生（東京国際大学講師・中央大学インストラクター）
日時 令和5年6月24日(土)　09:30 ～ 12:40 方式 オンライン学習会
場所 オンライン（Zoom）
紹介 労働契約の成立（法規制、内定、試用期間など）、多様な雇用形態（多様な雇用体系、雇用形態ごとの保護など）、労働契約の展開（労働契約上の権利・義務、付随義務、配置転換・出向など）などについて、事例・判例を多めにご紹介いただきつつ、ご講義いただきました。

第516回学習会
科目 民法４（債権各論） 「基礎から学ぶ契約法 ～契約とは何か？ 契約プロセスに関する制度を中心に～」
講師 宮坂友造先生（中央大学インストラクター）
日時 令和5年7月2日(日)　09:30 ～ 12:40 方式 オンライン学習会
場所 オンライン（Zoom）
紹介 契約法概論として、契約法の構造、契約とは何か？からご講義いただきました。契約プロセスの概要（契約成立前の段階・契約の成立～契約の終了・解除）をご説明いただいたうえで、契約存続中の関係（様々な牽連性など）について、学説・判例を中心に、初学者にもわかりやすく重点的にご講義いただきました。

第517回学習会
科目 民法１（総則） 「現役インストラクターによる民法学習ガイダンス」
「基礎から学ぶ民法総則入門 ～時効を中心に～」
講師 宮坂友造先生（中央大学インストラクター）
日時 令和5年7月2日(日)　14:30 ～ 17:40 方式 オンライン学習会
場所 オンライン（Zoom）
紹介 前半は、日頃から中大通教の民法科目のレポートを採点されている宮坂先生による学習ガイダンスを行いました。中大通教の民法系科目の説明のほか、民法のレポートを作成するうえで注意するべき点、守るべき点、およびダメなレポート等に関する経験談などを、差し支えない範囲にて取り上げていただき、これから民法に取り組む在学生へのアドバイスをしていただきました。
後半は、時効について、時効制度の意義・存在理由、時効の援用と時効利益の放棄、時効の中断・停止、取得時効、消滅時効などの観点からご講義いただきました。終了後は、当支部独自の学習ガイダンスを開催しました。

第518回学習会
科目 行政法２ 「基礎から学ぶ行政救済法 ～行政事件訴訟法を中心に～」
講師 森保憲先生（桐蔭横浜大学法学部教授）
日時 令和5年7月16日(日)　09:30 ～ 12:40 方式 ハイフレックス型：オンライン学習会としても参加可能
場所 オンライン（Zoom）＋かながわ県民センター1501会議室（横浜駅西口徒歩5分）
紹介 行政救済制度について概要をご説明いただいたうえで、行政事件訴訟法について、その目的、行政事件訴訟の種類、取消訴訟、その他の抗告訴訟、当事者訴訟等の観点から、学説・判例を交えつつご講義いただきました。

第519回学習会
科目 民法５（親族・相続） 「基礎から学ぶ親族法 ～親子法を中心に～」
講師 石原達也先生（中央大学インストラクター）
日時 令和5年7月29日(土)　09:30 ～ 12:40 方式 オンライン学習会
場所 オンライン（Zoom）
紹介 親族法（夫婦法・親子法）について概要をご説明いただいたうえで、親子法の構造、関係法としての親子法（成立・消滅・法的効力）、保護法としての親子法（親権・扶養）などについて、実子・普通養子・特別養子の異同や問題点を含め、事例・判例に加え学説を多めにご紹介いただきつつご講義いただきました。

第520回学習会
科目 環境法 「基礎から学ぶ環境法 ～環境法各論・環境影響評価を中心に～」
講師 森保憲先生（桐蔭横浜大学法学部教授）
日時 令和5年7月29日(土)　14:30 ～ 17:40 方式 オンライン学習会
場所 オンライン（Zoom）
紹介 「環境影響評価に関する法」「汚染排出の防止・削減に関する法」「循環管理法」「自然環境・生物多様性に関する法」「環境保護の費用負担に関する法」「地球温暖化問題に関する法」などの環境法各論について概要をご説明いただいたうえで、特に「環境影響評価に関する法」を中心に、歴史的経緯、その意義、実効性、批判・問題点などについてご講義いただきました。

第521回学習会
科目 刑法総論 「基礎から学ぶ刑法総論入門 ～因果関係を中心に～」
講師 秋山紘範先生（大東文化大学法学部講師・中央大学インストラクター）
日時 令和5年8月19日(土)　09:30 ～ 12:40 方式 ハイフレックス型：オンライン学習会としても参加可能
場所 オンライン（Zoom）＋かながわ県民センター1501会議室（横浜駅西口徒歩5分）
紹介 行為論のうち、因果関係（原因と結果の関係）について、その意義と性格、主たる学説などをご説明いただいたうえで、因果関係認定上の諸問題、事例・判例などについて解説していただきました。

第522回学習会
科目 刑事訴訟法 「基礎から学ぶ刑事訴訟法 ～強制捜査と任意捜査を中心に～」
講師 麻妻和人先生（桐蔭横浜大学法学部教授・法学部長）
日時 令和5年9月2日(土)　09:30 ～ 12:40 方式 オンライン学習会
場所 オンライン（Zoom）
紹介 捜査について、強制捜査と任意捜査に分類したうえで、任意と強制の境界（捜索・押収・逮捕と職務質問など）、強制捜査に必要な手続きとその理由、任意捜査の限界、日本国憲法との関係、捜査の違法性が争われた事例などについて、学説・判例を交えつつわかりやすくご講義いただきました。

第523回学習会
科目 民法２（物権） 「基礎から学ぶ担保物権法入門 ～各種物的担保の要点を中心に～」
講師 清水宏先生（東洋大学法学部教授）
日時 令和5年9月24日(日)　09:30 ～ 12:40 方式 オンライン学習会
場所 オンライン（Zoom）
紹介 担保物権について、典型担保（留置権・先取特権・質権・抵当権）及び非典型担保（譲渡担保・所有権留保など）を網羅的にご説明いただいたうえで、それぞれの概念・要点を中心にご講義いただきました。

第524回学習会
科目 倒産処理法 「基礎から学ぶ破産法入門 ～破産手続の前提と流れを中心に～」
講師 清水宏先生（東洋大学法学部教授）
日時 令和5年10月7日(土)　09:30 ～ 12:40 方式 オンライン学習会
場所 オンライン（Zoom）
紹介 破産手続の前提及び基礎として、破産者の破産能力、破産債権、自由財産などを取り上げていただいたうえで、破産手続開始の原因・申立て・決定について重点的に取り上げていただき、破産手続の全体の流れが把握できるようにご講義いただきました。

第525回学習会
科目 民法３（債権総論） 「基礎から学ぶ債権総論 ～保証・多数当事者の債権債務関係を中心に～」
講師 宮坂友造先生（中央大学インストラクター）
日時 令和5年10月14日(土)　09:30 ～ 12:40 方式 オンライン学習会
場所 オンライン（Zoom）
紹介 人的担保としての保証の概要についてご説明いただいたうえで、債権者と保証人との関係、保証債務と主たる債務の関係、保証人と主たる債務者との関係、保証の特殊形態などについてご講義いただきました。また、多数当事者の債権債務関係について、概念が必要である理由、分割債権・債務、連帯債務、不可分債権・債務などについてご講義いただきました。

第526回学習会
科目 民法１（総則） 「現役インストラクターによる民法学習ガイダンス」
「基礎から学ぶ民法総則入門 ～意思表示を中心に～」
講師 宮坂友造先生（中央大学インストラクター）
日時 令和5年10月14日(土)　14:30 ～ 17:40 方式 オンライン学習会
場所 オンライン（Zoom）
紹介 前半は、日頃から中大通教の民法科目のレポートを採点されている宮坂先生による学習ガイダンスを行いました。中大通教の民法系科目の説明のほか、民法のレポートを作成するうえで注意するべき点、守るべき点、およびダメなレポート等に関する経験談などを、差し支えない範囲にて取り上げていただき、これから民法に取り組む在学生へのアドバイスをしていただきました。
後半は、意思表示を中心として、法律行為の総論、法律行為の成立と効力否定原因、意思表示とは、意思表示の瑕疵（心裡留保、虚偽表示、錯誤、詐欺・強迫）、意思表示の効力発生時期・方法について、学説・判例を交えつつご講義いただきました。終了後は、当支部独自の学習ガイダンスを開催しました。

第527回学習会
科目 行政法１ 「基礎から学ぶ行政法 ～行政活動の諸形態・非権力的行政活動を中心に～」
講師 森保憲先生（桐蔭横浜大学法学部教授）
日時 令和5年10月28日(土)　09:30 ～ 12:40 方式 ハイフレックス型：オンライン学習会としても参加可能
場所 オンライン（Zoom）＋かながわ県民センター1501会議室（横浜駅西口徒歩5分）
紹介 行政活動の諸形態に関して、行政情報の収集・管理・利用、行政立法・行政計画、行政行為・行政強制・行政制裁、行政指導・行政契約、損失補償等について簡潔にご説明いただいたうえで、非権力的行政活動としての行政指導・行政契約について、学説・判例を交えながらご講義いただきました。

第528回学習会
科目 法学入門 「基礎から学ぶ法学入門 ～法の体系を中心に～」
講師 森保憲先生（桐蔭横浜大学法学部教授）
日時 令和5年11月3日(祝)　09:30 ～ 12:40 方式 オンライン学習会
場所 オンライン（Zoom）
紹介 祝日開講。法学入門とはどのような科目か、法学入門を学ぶにはどのような知識が必要か、法学入門を学ぶとどのような効果が得られるか、などについて簡単にご説明いただいたうえで、憲法・法律・政令・条例等の階層構造、手続法・実体法、国内法・国際法・条約の関係、自然法・実定法、公法・私法、判例の扱い、最高裁判所規則の如く法の外にあるもの、などの観点から、必要に応じて日本と諸外国の法体系の違いや戦前・戦後の違いなどを含め、わかりやすくご講義いただきました。

第529回学習会
科目 憲法 「基礎から学ぶ憲法 ～三権分立を中心に～」
講師 森保憲先生（桐蔭横浜大学法学部教授）
日時 令和5年11月3日(祝)　14:30 ～ 17:40 方式 オンライン学習会
場所 オンライン（Zoom）
紹介 祝日開講。日本国憲法が定める三権分立の原則についてご説明いただいたうえで、法律から政令への委任、最高裁判所規則、条令、統治行為論等の、三権分立の原則からの例外となるような事項について、学説・判例を多めにご紹介いただきつつご説明いただきました。終了後は、当支部独自のオンライン学習ガイダンスを開催しました。

第530回学習会
科目 刑法各論 「基礎から学ぶ刑法各論入門 ～構成要件の境界事例を中心に～」
講師 秋山紘範先生（大東文化大学法学部講師・中央大学インストラクター）
日時 令和5年11月4日(土)　09:30 ～ 12:40 方式 オンライン学習会
場所 オンライン（Zoom）
紹介 「窃盗＋暴行」と「強盗」、「窃盗」と「占有離脱物横領」、「詐欺」と「恐喝」といった、何らかの犯罪とはなるがどちらに該当するかが争われるものについて、学説・判例を交えつつご講義いただきました。財産に対する罪を中心とし、総論（財産権・財産犯の分類・不法領得の意思等）をはじめ、主として窃盗罪・強盗罪・詐欺罪・恐喝罪の客体・構成要件・着手（未遂）と既遂等、さらに他罪との関係等についてもご説明いただきました。

第531回学習会
科目 刑法総論 「現役インストラクターによる刑法学習ガイダンス」
「基礎から学ぶ刑法総論入門 ～未遂犯論を中心に～」
講師 秋山紘範先生（大東文化大学法学部講師・中央大学インストラクター）
日時 令和5年11月4日(土)　14:30 ～ 17:40 方式 オンライン学習会
場所 オンライン（Zoom）
紹介 前半は、日頃から中大通教の刑法科目のレポートを採点されている秋山先生による学習ガイダンスを行いました。中大通教の刑法系科目の説明のほか、刑法のレポートを作成するうえで注意するべき点、守るべき点、およびダメなレポート等に関する経験談などを、差し支えない範囲にて取り上げていただき、これから刑法に取り組む在学生へのアドバイスをしていただきました。
後半は、未遂犯論に関して、未遂犯論の概念と本質、実行の着手、中止犯、そして不能犯について、学説・判例を交えつつご講義いただきました。終了後は、当支部独自のオンライン学習ガイダンスを開催しました。

第532回学習会
科目 犯罪学 「基礎から学ぶ犯罪学入門 ～環境犯罪学の意義・理論・展開（活用）を中心に～」
講師 吉田緑先生（中央大学インストラクター）
日時 令和5年11月23日(祝)　09:30 ～ 12:40 方式 ハイフレックス型：オンライン学習会としても参加可能
場所 オンライン（Zoom）＋かながわ県民センター1501会議室（横浜駅西口徒歩5分）
紹介 祝日開講。環境犯罪学とはどのようなものなのか、伝統的犯罪学との違いは何か、といった意義をご説明いただいたうえで、合理的選択理論・日常活動理論・犯罪パターン理論などを解説していただきました。そのうえで、環境犯罪学を活用した具体的・効果的な犯罪の予防策についてご講義いただきました。

第533回学習会
科目 民事執行・保全法 「基礎から学ぶ民事執行法 ～不動産競売を中心に～」
講師 清水宏先生（東洋大学法学部教授）
日時 令和5年11月26日(日)　09:30 ～ 12:40 方式 オンライン学習会
場所 オンライン（Zoom）
紹介 教科書の「不動産競売」の章全体について、不動産競売手続の流れ全体を俯瞰しつつ、わかりやすくご講義いただきました。不動産競売に関する実務的な興味からご参加される方も歓迎します。

第534回学習会
科目 商法（会社法） 「基礎から学ぶ会社法 ～株式会社における違法・瑕疵ある手続きを深堀りしてみよう～」
講師 開山憲一先生（弁護士・中央大学信窓会元会長・元名古屋高等検察庁検事・元法務総合研究所教官）
日時 令和5年12月2日(土)　09:30 ～ 12:40 方式 オンライン学習会
場所 オンライン（Zoom）
紹介 株式会社の行う手続き（自己株式の取得、株式の譲渡と担保化、募集株式の発行のほか、会社設立、株主総会の招集・決議、取締役の選任、会社分割、定款変更など）において違法・瑕疵やコーポレートガバナンス不全があった場合、誰にどのような対抗手段があるのかについて、学説・判例を交えつつご講義いただきました。

第535回学習会
科目 労働法（個別的労働法） 「基礎から学ぶ個別的労働法 ～配置転換・出向・転籍に関する論点を中心に～」
講師 河合塁先生（岐阜大学地域科学部教授・中央大学法学部兼任講師）
日時 令和5年12月17日(日)　09:30 ～ 12:40 方式 オンライン学習会
場所 オンライン（Zoom）
紹介 配置転換・出向・転籍について、保護法の観点からご講義いただきました。配置転換については、その意義、配転命令権の根拠、配転命令権の法的性質、労働契約の解釈の方法、就業規則・労働協約の配転条項の意義、単身赴任と転勤命令権の濫用などに関して、学説・判例を交えつつ重点的にご講義いただきました。出向・転籍については、法律関係や根拠について、必要に応じて大企業のグループ間の事例などを交えつつ、概要をご説明いただきました。関連する部分として、就業規則の概要（意義、作成・変更に関する労働基準法上の規制、労働契約に対する効力、労働契約法との関係など）、少子高齢化社会やワークライフバランスの観点からの労働者支援の法的な諸制度についてもご説明いただきました。

第536回学習会
科目 刑事訴訟法 「基礎から学ぶ刑事訴訟法入門 ～被疑者取調べの規律を中心に～」
講師 麻妻和人先生（桐蔭横浜大学法学部教授・法学部長）
日時 令和6年1月21日(日)　09:30 ～ 12:40 方式 ハイフレックス型：オンライン学習会としても参加可能
場所 オンライン（Zoom）＋かながわ県民センター1501会議室（横浜駅西口徒歩5分）
紹介 被疑者取調べについて、まず、概要として、その必要性、身柄拘束下における取調べの持つ問題、米国における対応、我が国における対応についてご説明いただいたうえで、捜査段階の弁護権についてその憲法上の趣旨、刑訴法上の被疑者の国選弁護制度、接見交通権などを解説していただき、さらに憲法上・刑訴法上の自白法則についてその根拠、自白法則と違法収集証拠排除法則との関係などをご講義いただきました。

第537回学習会
科目 行政法１ 「基礎から学ぶ行政法 ～行政の行為形式論を中心に～」
講師 森保憲先生（桐蔭横浜大学法学部教授）
日時 令和6年2月12日(祝)　09:30 ～ 12:40 方式 オンライン学習会
場所 オンライン（Zoom）
紹介 行政の行為形式である行政立法、行政行為、行政上の契約、行政指導、行政計画について、法制度、実際の運用、争訟となった場合の争い方、学説・判例、一般私人の日常生活との関係などの観点から、特に行政行為を中心に、初学者にもわかりやすくご講義いただきました。

第538回学習会
科目 民法４（債権各論） 「基礎から学ぶ不法行為法 ～使用者責任を中心に～」
講師 宮坂友造先生（中央大学インストラクター）
日時 令和6年2月17日(土)　09:30 ～ 12:40 方式 オンライン学習会
場所 オンライン（Zoom）
紹介 使用者責任について、その意義、及び責任の根拠をご説明いただいたうえで、成立要件及び法律効果（被用者と使用者の責任競合、求償関係についても含みます。）につき、学説・判例を踏まえつつ初学者にもわかりやすくご講義いただきました。

第539回学習会
科目 刑事政策 「基礎から学ぶ刑事政策 ～いわゆる少年犯罪（少年非行）を中心に～」
講師 吉田緑先生（中央大学インストラクター）
日時 令和6年2月23日(祝)　09:30 ～ 12:40 方式 ハイフレックス型：オンライン学習会としても参加可能
場所 オンライン（Zoom）＋かながわ県民センター1501会議室（横浜駅西口徒歩5分）
紹介 いわゆる少年犯罪（少年非行）について、犯罪の種類としてどのような傾向があるのか、成人の犯罪との異同、歴史的変遷などについて概要をご説明いただいたうえで、刑事手続きとして成人が犯罪を犯した場合と比べてどのような違いがあるか、少年法（改正法を含みます）及び刑法の関連する条文などに言及しつつ、ご説明いただきました。そのうえで、犯罪（非行）を犯した少年に対する処分としてどのようなものがあり、それらがどのような意図で設けられているかを、保護観察、児童自立支援施設における処遇、少年院や少年刑務所などにおける処遇がどのようなものであるかを解説いただきつつ、刑事罰以外の処遇を含め、ご講義いただきました。

第540回学習会
科目 民法５（親族・相続） 「基礎から学ぶ親族法 ～虐待から子どもを守るための法的対応を中心に～」
講師 石原達也先生（中央大学インストラクター）
日時 令和6年3月3日(日)　09:30 ～ 12:40 方式 オンライン学習会
場所 オンライン（Zoom）
紹介 虐待から子どもを守るために活用し得る法令について必要に応じて学説・判例を交えつつ概要をご説明いただいたうえで、実際に虐待事案やその疑義事案が発生した場合にそれらの仕組みがどのように動作するのか、ご講義いただきました。

第541回学習会
科目 民事訴訟法 「基礎から学ぶ民事訴訟法 ～控訴審を中心に～」
講師 清水宏先生（東洋大学法学部教授）
日時 令和6年3月20日(祝)　09:30 ～ 12:40 方式 ハイフレックス型：オンライン学習会としても参加可能
場所 オンライン（Zoom）＋かながわ県民センター1501会議室（横浜駅西口徒歩5分）
紹介 控訴審の前提として、通常の民事訴訟（第一審）の概要をご説明いただいたうえで、控訴審について、その意義・構造・利益（控訴権）・附帯控訴等についてご説明いただき、控訴の提起、審理、終局判決に至る流れについても解説していただきました。

　以上です。

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